学務との交渉


学務課を通して建設申請書が平成15年9月に提出され、それを審議するキャンパス整備委員会が翌年3月に行われ、企画内容を検討した上では許可を出せる可能性は十分にあるというお返事をいただきました。

それを受けて、独法化となった平成16年4月に学務課・若林先生・弓道部代表で具体的な話し合いが行われました。道場の建設費用について、学務課が独自に見積もったところ、1000万を超えるとのことで、当初こちらがご相談していた民間の建設会社さんの見積もりの総費用350万円と、大きな差が生まれてしまいました。大学側としては管理する問題もあるので、こちらの見積もりの建造物では、安全性、耐久性に問題があり、許可は出せないということでした。
 そこで、最低限弓を引ける環境を確保するため、学務側へ再度見積もりをお願いいたしましたが、こちらの予算との折り合いがつかず、難しい状況におかれてしまいました。その時から冬にかけて工事は困難となることが予想されたため、平成17年春着工に向けて、なんとか予算内に収められるよう、学務課と交渉していく方針としました。

 そして、もう少し安い業者さんはないか、学務にあと2社ほど見積もりをお願いして、結果を待ってみました。最低限の設備として、整地、フェンス、射場の足場のみの見積もりをお願いしました。一番安い業者さんが決まった上で、それぞれの項目について、少しでも安く、いいものをお願いできないか、交渉していきました。

平成17年131日(月)夕方、学務の方と話し合いがあり、以前の業者さんに加えて、あと2社から、整地、フェンス、射場の足場の見積もりをいただきました。結果、最初の業者さんの見積もりが最も安く、上記の設備は当時の予算の400万円程度に収まるとのことでした。